ノードアダプターV7 による自宅ノード(拡張編)
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前回のノードアダプターV7(Satoshi Board)による自宅ノードに引き続き、今回はその拡張版である。では、何故そんな拡張版が必要なのか。私にとってであるが理由は2つ。
①目的のリピータ(私の場合「守山430」)をどこからでもワッチしたい。
②海外のHAMがその目的のリピータにCQを出せるようゲートウェイを作りたい。
2番目の理由については、海外に対してJARLのシステムとしてゲート越えできるリピータはたくさんあると思うが、
図でも分かるようにリフレクタへ一堂に会するといったイメージで税関を通る雰囲気はない。
ゲート越えでは常時ワッチは出来ないが、リフレクタを介するとそれができる。アメリカやヨーロッパのリフレクタやリピータ(G2+DPlus)に接続するとそこと守山430
が「山掛け状態」になる。という風に、敢えてこちらから接続しに行かずとも、向こうからいつでも守山430がワッチでき、CQがだせる環境にしたかったのだ。
蛇足になるが図中にG2+DPlusリピータとあるが、日本では稲毛(JP1YJQ)のみこの形式で運用されている。このG2タイプのリピータだと今回の「拡張」をするまでもなく、
リピータ自体国境を越えて接続しにいける機能を持っている。現実にアメリカ東海岸のリピータが日本のリフレクタに接続し、
日本のHAMとマサチューセッツのHAMが交信するのを日本でも東海岸のリピータの伝搬範囲でもワッチしているというのが現実である。
そして、同室にいる雰囲気から話題も至ってアットホームなラグチューに終始する。こんな努力をしなくて良いように早く日本でもG2の運用に制限を加えなくなって欲しいものだ。
ここでご紹介している D-STAR ネットワークへの接続ツール(各種ノード・DVAPなど)の運用においては
免許申請について(安田OMサイト)をご参照ください。
(2013年8月 ガイドラインが示されました。)
=MEMO= これから行う作業は、ファームウェアを書き換えるので、現在稼働している場合はその設定画面を保存して置き、まずアップデート後設定を復帰させ、正常に稼働することを確認してから行うと良い。
実験用ファームウェア及び設定プログラムのダウンロード
前回同様にノードアダプターV7のWEBサイトよりダウンロードするのであるが最新版のファームウェアインストール用プログラムが英語サイトにしかないため
つぎのURLから行う日本語サイトと同じであればどちらからでも良い
http://www.d-star.asia/node_adapter_v7.html.en
- 写真下に有るFarmware Update Programsからnode_update_client.02.09.zip2012/2/1現在をダウンロード
- さらに下がったところにあるDefault setting programよりDefault setting program V04.04 for V07.56 or later (10/31/2011
include DLL)をダウンロード
- 適当な場所にフォルダを作成今回はC:\Downloadとするして解凍しておく
- 次はファイアウォールやルータのフィルタなどにPort889TCPを必要に応じて開ける
- ここまで準備が出来たらスタートメニューからプログラムとファイルの検索
XP:ファイル名を指定して実行にて
cmdと打ってコマンドプロンプトを立ち上げるアクセサリーから選択しても良い
C:¥Users¥username>cd ¥download # Window 7/Vista
C:¥Documents and Settings¥username>cd ¥download # Windows XP
C:¥Download>cd node_update_client.02.09
C:¥Download¥node_update_client.02.09>node_update_client -p 889
これでファームウェアのアップデートは終わりである
- 「Node Adapter Setting Program V04.04」をダブルクリックして立ち上げ(これはコマンド入力でなくて良い)、
メニューバーの[Help]からファームウェア及び設定プログラムのバージョンを確認しておく。
リピータ接続のためのノードアダプター設定
前回の
ノードアダプターV7(Satoshi Board)による自宅ノードにおいて、
リフレクター(REF047 B)への接続は達成されているものとして話を進める。
- まず、「Node Adapter Setting Program V04.04」のメニュー[Setting]から「Basic Information Setting」のダイアログボックスを表示させる。
- 現実に接続のためのセッティングは完了しているので、ここでは、[Header Replace]にのみチェックを付ける。
ここでヘッダーを置き換えるという設定をする理由は、通常リフレクタを通じてリピータに電波を送信するときには、シンプレックス通信であるため、
リピータを開くための信号が乗っていない。
さらに、ノードアダプターシステムにおける無線機はアナログFM機で88.5のトーンは付いていてもデジタルリピータは開かない。
以上の理由から、まずヘッダーを作って音声信号の前に付けてやる必要があるのである。
この場合、88.5のトーンは逆に止めないといけない
- 次にヘッダーをつくるダイアログボックスの設定をする
ここでの大原則は、[Replace]にチェックを付けないかぎりデータの置き換えはされず送られてきた元データが素通りすると言うことである。
- したがって、[My Callsign]は当然通信してきた局が変わればそれを反映する必要があるため[No Replace]。
- [Your Callsign]は通常「CQCQCQ」を入れて送信してくるので[No Replace]で、
ゲート越えの可能性を考えて「/JP3ZZZA」等も素通りできるようにしておく。
- [RPT1 Callsign]は通常ノード管理者がどのリピータに接続するかを決定するため、今回は[JR3WZ A]に[Replace]
- [RPT2 Callsing]は[Your Callsign]にゲート越え指定が入っていたときのことを考慮し[JR3WZ G]を設定し[Replace]する。
- 最後に、リピータをオープンするためのフラッグを立てる。1バイト(8ビット)のうちの第6ビット(0から数えて7番目)をチェックし、[Replace]
裏技ではあるが、DVAR Hotspotにおいて[Node Callsign]は個人コールや他のクラブコールとし、
[Gateway Auth Callsign]をリピータのコールサインにすると、リフレクタのリモートユーザリストにリピータのコールサインが表示される。
さらにメッセージにリピータ名など標記すればなお分かり易いだろう。
これで、リフレクタに接続すると、他の方法で[REF047 B]に接続した無線機、
たとえば「
インバータ取り付けとD-Star ネットワーク」で紹介したDVAPや、
パソコンに取り付けるだけのDV Dongle、そしてもう1セットのシンプレックス・ノードアダプターシステムなどから[REF047 B]にアクセスしてCQを出せば、
すなわち守山430で山掛け運用していることになる。ゲート越えするためのリピータの存在しないところを走行していても、携帯のデータ回線が通じていれば
部屋から山掛けラグチュウをしている感覚で交信できるのである。
GOOD LUCK!!
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