Raspberry PiOS
サイトより上図のイメージライタをダウンロードしインストールします。
[
Device] で使用する
Raspberry Pi の種類を選びます。
次のページで
raspberry Pi OS (other) を選択、次のページのリストで
Raspberry Pi OS Lite (64-bit) を選択します。
ここでは、最初に
Trixie (v.13) と少しスクロールしたところに有る
Bookworm (v.12) が存在します。
今日現在は、
安定版の Bookworm を使用しますが、当方のテストサイトでは現在 Trixie にてテスト運用しています。
=MEMO= 本投稿から一ヶ月近くなりますが、現在のところ Trixie で問題なく動いているようです。
但し、インストールされる場合はあくまで、予備 microSD でお願いします。 (追記 2026.3.27)
選択項目の最後に、書き込む microSD ドライブをクリックします。
起ち上げたときのユーザなどカスタマイズ
ユーザ名、パスワード、ローライズ、ホスト名などの設定が前もって出来ます。Wire LAN の無い環境では Wifi の設定まで出来ますが今回は不要です。
アプリケーションのインストール
=MEMO= 2026年版では、インストールと設定の手間を大きく省くために、
自動インストールするスクリプトを使用できるようにしました。
(Trixie をテストしてみたい場合は、下記コマンドラインの bookworm を trixie に置き換えてください。install.ini は共通です。
① 前項で作った microSD カードを使ってシステムを起ち上げます。
通常はここで先ず、アップデートやネットワーク設定を行いますが、何もせずそのままで結構です。root ユーザにもならないでください。
次のコマンドを実行してください。
$ wget https://app.todo.vc/raspbian/bookworm/rpi-gw/install.ini
$ nano install.ini
② ゲートウェイの設定に従ってファイルの内容を変更してください。
なお、このファイルを各
リピータの管理書類として保存しておくと次のインストール時とても便利です。
GNU nano 7.2 install.ini
##############################################
# D-STAR Gateway セットアップファイル
# last update : 2026.3.2
# Created by Y.Todo / JE3HCZ
##############################################
### SSH PORT の変更
SSH_PORT=22
### VNC 設定(要:yes/不要:no)
VNC_SETUP=no
### NETWORK INTERFACE の設定
WAN_CON=eth0
WAN_IF=eth0
WAN_IP=10.0.x.x
WAN_MASK=8
WAN_GW=10.0.x.y
WAN_DNS=10.0.x.y
LAN_CON=eth1
LAN_IF=eth1
LAN_IP=172.16.0.20
LAN_MASK=24
LAN_GW=172.16.0.1
### VNC の設定が yes の場合#を消して、passw0rdを変更してください
#VNCPASSWD=passw0rd
#VIEW_ONLY=n
#GEOMETRY=1280x960
#DEPTH=24
### dsgwd.conf の設定
ZR_CALLSIGN=RPT000
ZR_ADDR=127.0.0.1
ZR_PORT=20011
ZR_SRCPORT=20100
ZR_ETHIFNAME=lo
DNS_ADDR=8.8.8.8
GW_ZRPORT=20010
MGSV_ADDR=trust.d-star.info
MGSV_PORT=30001
MGSV_LOGADDR=trust.d-star.info
MGSV_LOGPORT=30000
### xchange.conf の設定
FORWARD0=127.0.0.1:50000:dprs
FORWARD1=127.0.0.1:50001:dstatus
FORWARD2=127.0.0.1:50002:multi_forward
FORWARD3=127.0.0.1:50003:decho
HTTP_PORT_XCHNG=20201
### multi_forward の設定
MAX_TIME=0
MAX_CONNECT=0
HTTP_PORT_MLFWD=20202
### dprs.conf の設定(緯度/経度は必ず設定してください)
BEACON_LAT=00.0000
BEACON_LONG=000.0000
BEACON_INTERVAL=1200
ACCEPT_TYPE=MIX
HTTP_PORT_DPRS=20203
### decho.conf の設定(コールサインとモジュール名の間はアンダースコアで埋める)
ECHO_SERVER=RPT000_A:RPT000_Z
### WEB Server の設定
PORT=80
③ 準備が出来たら、次のコマンドラインを入力して実行してください。
$ curl https://app.todo.vc/raspbian/bookworm/rpi-gw/setup | bash
終わるまで放っておいてください。処理が完了したらゲートウェイとして稼働する状態で自動的に再起動します。
各設定ファイルの内容確認には、次のセクションで表示した設定内容を参考にしてください。
④ Last Heard v.2 のインストール(適宜)
Last Heard v.2 をインストールしたい方は、一通りゲートウェイの稼働状態をチェックした上で、次のコマンドを実行してください。
$ curl https://app.todo.vc/raspbian/bookworm/lastheard/install | bash
Last Heard がリストアップされない場合、何度か再起動してみてください。各ゲートウェイアプリケーションの起ち上げ順を調整する必要が出てくる場合が有ります。
これで、全ての作業が完了です。
不明な点がございましたら、
フォーラムでご質問ください。
2026年版以上
手作業でインストール構成を行う場合
=MEMO= これ以降は、ゲートウェイが立ち上がって以降の確認用として、また自ら設定をしたい方向けに、初回公開時のまま残します。
- aptインストールできるようにリポジトリを構成
$ cd /etc/apt/sources.list.d
$ sudo wget http://app.d-star.info/debian/bookworm64/rpi-GW/jarl-GW.list
$ cd /var/tmp
$ sudo wget http://app.d-star.info/debian/bookworm64/rpi-GW/jarl-pkg.key
$ sudo apt-key add jarl-pkg.key
$ cd
この時、すでにjarl-GW.listが存在すると wgetする度に、jarl-GW(1).list, jarl-GW(2).list・・・のように上書きしないようにダウンロードされるので、 最新の状態にするためには jarl-GW.listのすべてのバージョンを削除して新たにダウンロードするか、番号の大きい物をjarl-GW.listにリネームしてください。
- インストールの実行
$ sudo apt clean
$ sudo apt update
$ sudo apt install -y rpi-dsgwd rpi-dprs rpi-xchange rpi-dstatus rpi-multi-forward rpi-decho
- 各アプリケーションの環境設定
$? sudo nano /boot/rpi-GW/rpi-dsgwd.conf
GNU nano 5.4 /boot/rpi-GW/rpi-dsgwd.conf
#
# rpi-dsgwd.conf
# Configuration file for D-STAR GW-Server Daemon
# (C) 2021 JARL D-STAR Committee Satoshi Yasuda, 7m3tjz
#
# --- Setting the following two parameters is mandatory. ---
# Zone Repeater's Infomation
ZR_CALLSIGN=[Repeater Callsign(モジュールA,B無し)]
ZR_ADDR=127.0.0.1
# --- Caution! Use the following parameters as they are. ---
# --- Only when you need any customization,? ? ? ? ? ? ? ---
# ---? ? ? ? please change the following parameters.? ? ---
# Zone Repeater's Infomation
ZR_PORT=20011
ZR_SRCPORT=20100
ZR_ETHIFNAME=lo
# DNS Server
DNS_ADDR=8.8.8.8 #グーグル汎用DNS. 本来はDEFAULT_GWと同じ10.0.x.x
#ですがネットワーク環境が変わっても訂正の必要が有りません。
# GateWay
GW_ETHIFNAME=eth0
DEFAULT_GW=10.0.x.x #ルータのLAN側アドレスです。
#GW_LOGINT=300
GW_VCPORT=40000
#GW_VCSRCPORT=40002
GW_DTPORT=40001
GW_ZRPORT=20010
# Kanri Server
MGSV_ADDR=trust.d-star.info
MGSV_PORT=30001
MGSV_LOGADDR=trust.d-star.info
MGSV_LOGPORT=30000
# GW connection
#CON_WAIT_INTERVAL=2
#CON_REFRESH_INTERVAL=1
#CON_MAX_GW=50
# LOG Infomation
LOG_GWREG=1
LOG_INVOICE=1
LOG_INDATA=1
LOG_OUTVOICE=1
LOG_OUTDATA=1
LOG_OUTNET=1
LOG_GWVOICE=1
LOG_GWDATA=1
LOG_USERERR=1
LOG_HOLEPCH=1
LOG_SOCKET=1
LOG_MAC=1
# END dsgwd.conf
$ sudo nano /boot/rpi-GW/rpi-xchange.conf
xchangeとdprsにおけるリピータコールとモジュール名は指定不要になりました。
また、これ以降の設定の内容でUPNP=0と有るのは、uPnPの機能は使用せず、手動でポートフォワードしているという意味です。
uPnPを使用する場合は、手動でのポートフォワードはせず、ルータのuPnPを有効にしてUPNP=1としてください。
GNU nano 5.4 /boot/rpi-GW/rpi-xchange.conf
#
#? ? ? Version V02.00 or later
#? ? ? Satoshi Yasuda
#? ? ? 12 Aug. 2018
#
ZR_NIC=eth1
ZR_ADDR=172.16.0.1
ZR_IN_PORT=20000
ZR_OUT_PORT=20000
GW_IN_PORT=20011
GW_OUT_PORT=20010
GW_NIC=lo
MON_PORT=21000
GW_ADDR=127.0.0.1
FORWARD=127.0.0.1:50000:dprs
FORWARD=127.0.0.1:50001:dstatus
FORWARD=127.0.0.1:50002:multi_forward
FORWARD=127.0.0.1:50003:decho
HTTP_PORT=20201
UPNP=0
$? sudo nano /boot/rpi-GW/rpi-dprs.conf
GNU nano 5.4 /boot/rpi-GW/rpi-dprs.conf
#
#? ? ? Version V00.79 or later
#? ? ? Satoshi Yasuda
#? ? ? 20 Aug. 2018
#
APRS_SERVER=d-prs.d-star.info:14580
#APRS_SERVER=d-prs.d-star.info:8080:SUBMIT
RADIO_ID=D
SEND_INTERVAL=60
AUTO_RELINK=1
RETRY_COUNT=0
BEACON_LAT=35.xxxx #リピータの緯度・経度を小数点表示で
BEACON_LONG=136.xxxx
BEACON_COMMENT=D-STAR -> APRS
BEACON_INTERVAL=0
MON_PORT=50000
ACCEPT_TYPE=MIX
$ sudo nano /boot/rpi-GW/rpi-dstatus.conf
GNU nano 5.4 /boot/rpi-GW/rpi-dstatus.conf
#
#? ? ? Version V00.79 or later
#? ? ? Satoshi Yasuda
#? ? ? 10 Oct. 2015
#
DEBUG=1
MON_PORT=50001
STATUS=status.d-star.info:21050
$ sudo nano /boot/rpi-GW/rpi-multi_forward.conf
GNU nano 5.4 /boot/rpi-GW/rpi-multi_forward.conf
#
#? ? ? Version V00.79 or later
#? ? ? Satoshi Yasuda
#? ? ? 10 Oct. 2015
#
FORWARD_PORT=50002
MULTI_CONNECT_PORT=51000
STATUS=status.d-star.info:21051
MAX_TIME=0 # 接続時間指定/0:無制限
MAX_CONNECT=0 # 接続局数指定/0:無制限
$ sudo nano /boot/rpi-GW/rpi-decho.conf
GNU nano 5.4 /boot/rpi-GW/rpi-decho.conf
#
# Version V00.01 or later
# Satoshi Yasuda
# 2022/04/29
#
FORWARD_PORT=50003
ECHO_SERVER=JL3ZBS A:JL3ZBS Z #各リピータコールサインに変更してください。
ECHO_POSITION_SEND_INTERVAL=600
エコーサーバのZについてはシステムで使用しているSやGなどを使用しないでください。
=MENO= エコーサーバのコールサイン(ここでは JL3ZBS Z)についてはゲート越えでのエコー要求に対して、エコー自体もゲート越えをしますので、
JARL D-STAR WEB 登録コールサインである必要が有ります。従って自動登録をするために、ハンディ機等にMyCallとして設定した上で一度だけ、いずれかの自動応答へアクセスしてください。
自動応答が返ってきたら暫く時間を空けて、自局のエコーサーバが他のリピータ経由(つまりゲート越え)で聞こえるか確認してください。
ログファイルに関する設定
dsgwd.log に関しては出力に関して少し設定が必要です。
$ sudo nano /etc/rsyslog.conf
GNU nano 5.4 /etc/rsyslog.conf
:
: 末尾に追加
#
# rpi-dsgwd.log
#
local0.* /var/log/rpi-dsgwd.log
$ sudo touch /var/log/rpi-dsgwd.log
最初はログファイルが存在しないので、空のファイルを作成して書き込み準備をします。
他のログファイルは、設定無しで /var/log 内に書き出されます。
それぞれのプログラムを自動起動に設定
すべてのプログラムを自動起動に設定し、一度リブートします。
$ sudo systemctl enable rpi-dsgwd.service rpi-xchange.service rpi-dprs.service rpi-dstatus.service rpi-multi_forward.service rpi-decho.service
$ sudo reboot
再度立ち上がったら、次のコマンドで起動しているか確認します。起動していないものは表示されません。
$ ps aux | grep rpi
これで、すべての設定が完了しました。
しばらくすると、リピータ一覧(運用ログ表示システム)に表示されれば運用可能となります。
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